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こんにちは、えるごーどです。

電気自動車としてどうしても付きまとうのは充電という足枷があります。自宅に200Vや100V充電器を付けたり、ウォールコネクターのような充電施設があればよいのですが、ぼくのようなマンション住まいの場合は基本的にはマンションの駐車場に充電器があるなんてなかなかないわけで(最近の最新のマンションならありそうですが)、充電するには近くの充電施設に行かなければなりません。

日産ディーラーの充電器

モデル3の前は日産LEAFを所有していたので、充電事情は今と似ていましたが、大きな違いが日産ディーラーに設置の充電器を堂々と利用できることです。これはもちろん今の充電サービスの仕組みであるZESP3であれば、日産以外の電気自動車でも充電することが可能なのですが、なんだかコソコソっとLEAFがいない合間を縫って充電しないといけないような感覚があったりします。まぁ、ZESP3の月額費用も払っているんだし、それこそ堂々と使えばいいのですが。

自宅付近には日産ディーラーが2店舗あって、それぞれにチャデモの44kWの急速充電器があります。今契約しているZESP3は毎月2,500円で100分充電出来るコースを選んでいます。ぼくの場合は平日はほとんど近所を走るだけなので、充電は月に3回するかしないかというレベルなので、1回30分の充電だったら100分充電コースで充分なので。まぁ、月末くらいになると無料分充電しなきゃってなってお邪魔してます。

外充電派は走行可能距離が大事

ぼくのモデル3はパフォーマンスモデルなので、フル充電で500km以上走れたりします。まぁ、フル充電するにはチャデモ44kW充電器だと30分では終わらず2回以上充電しないとフル充電になりません。でも、フル充電にならない状態でも以前所有していたLEAFだとフル充電で160kmくらいだったので、この数字の大きさの差は安心に繋がります。

走行距離が長ければ長いほど家充電のない外充電ユーザには安心感があります。とくに長距離運転をあまりしないユーザならこの数字はストレスがない範囲です。LEAFの160kmでさえぼくには安心感あったのですが、500kmだったら充電回数もそれだけ減るし、充電という面倒さや足枷は減ります(日産ディーラーでドキドキせずに済みます)。これが下手すれば毎週だったり隔日だったりするわけですよね。それが何年も必要になるとけっこうなストレスだと思うんです。

家充電の環境があるとその辺気にしなくていいのですが、外充電派はここがスゴく重要で、だから、チョイ乗り程度で使う電気自動車だったらあまりバッテリー積んでないモノでもOKと思っていても、いざ使うとついつい残りの航行距離を気にして走っているじぶんに気づいてしまうと思います。モデル3に乗り換えてそのストレスが減ったのはとても大きなメリットと感じています。ぼくはお財布に余裕があるならケチせずに長距離走行可能なモデルをチョイスすることをおすすめします。

高出力の急速充電施設に更新を望む

とはいえ、走行可能距離が長いのはたくさん電池を積んでいるわけで、充電時間が比例して長くなります。日産ディーラーにあるチャデモ充電器を始め、日本全国にあるほとんどの急速充電器では、LEAFの時は30分1回充電するだけでほぼフル充電になっていたのですが、モデル3だと30分1回だと半分充電出来るかどうか位で終わってしまします。

日本の急速充電器を一気に広がっていった頃は確かに50kW出力程度の充電器でも充分なくらいの搭載電池の自動車だったのですが、モデル3はじめこれから発売される電気自動車はそれだと時間がかかってしまって、かかるわりにあまり充電がされない、しかも時間課金が主流になる中、なんだかなぁという状態になりつつあります。テスラのスーパーチャージャーのように100kW超えの急速充電網に施設を置き換えていく必要がありますね。日本での急速充電網が広がってから10年。その頃に整備したんだから50kW程度なのもしょうがないですね。そろそろ施設の更新時期を迎えるし、ある意味高出力の充電器に置き換わるチャンスじゃないかなと思います(もちろん、電気料金とか法制度の問題もあるようですので単純に置き換えるって訳にはいかないと思いますが)。

日産LEAFが日本で走り始めてから今年で10年。急速充電器もそろそろ次世代に置き換えてくれるのではないですかね?日産ARIYAも出ることですし。

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